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メタルギアソリッド4を(イージーで)遊んでみた

ゲームの紹介記事を書いてるくせにたいして遊んでなくて「どんなのやってるんですか?」の問いに答えにくいこのごろ、話題作は押さえておきましょう的なところからMGS4を購入。
リキッドイージーで遊ぶと本当にイージーで、アイテムはゴロゴロ落ちてるし、よっぽどヘマをしないかぎりは死なない。敵兵は麻酔銃一発でたいていゴロリと寝ちゃうし。
挫折対策に映像だけでもの保険でスペシャルエディションを買ったけど、ブルーレイの映像ディスクのほうはまだ見てない。見ずに済んだ、と考えていいのかな。

自分のメタルギア体験は(これ書くとゲーム情報記者としてどうかってのもあるんだけど)PSPの「アシッド」シリーズだけ。つまりアクションのメタルギアは初めてで、でも難なくクリアできちゃったイージーはかなりの親切設計だと思う。
そもそもFPSとかTPSって、ええと、PSPの「コーデッドアームズ」くらいしかまともに遊んでないしな。
なんでかって、人間的な何かをバスバス撃ち殺すゲームは苦手だ。難しいってのもあるが、射殺で快感を覚えにくい性格なんだと思う。
そこへいくと麻酔銃でサクサク進めるMGS4は気分的にも楽だった。

というわけで、MGS4の対象外といえるライトなプレイ歴の人がだいたい22時間でリキッドイージーなクリアができた、ということ。
一通りのプレイとしては映像とゲームが半々の割合じゃないか。ノーキルノーアラートをはじめやりこみで何周もプレイしたり、オンラインもあるからもっと遊べる作りなので、ゲームの比率は上げられる作りだからいいか。

お話はMGS1~3(特に1)をやってないからわからない部分もあった。でもそこは関連情報くらい、いくらでも探せる世の中だしな。それこそデータベースがPS3で配信されてるからそこを参照しつつ遊べばいいように思う。(別ソフトになるからプレイ中に参照できないけど)

プレイの部分では、まず音がすごい。映像は事前情報で予想ができてるんだけど、音のすごさは予想してなかった。テレビのステレオスピーカーだけでプレイしたが、これサラウンドで遊んだらすごかったろうな。
あとスレットリングの緊張感がいい。
イージーで吞気にやってたからだろうが、数値よりもこの波の方が好きだ。ゲームらしくなくゲーム用の情報を伝えてくれると巧さを感じる。
映像がもうすごく現実的なので、こういうゲーム的な要素の処理は重要だと思う。

極論をいえばさっと武器を持ち替えできるのはなんでだ、とか思ってしまうのだ。うっかり見入ってると。MGS4の映像でにょきっとレールガンが出てくると「どっから?」と。
ドレビンとのやりとりも含め、そこはMk-Ⅱが運んできてるのよ、なんだけど考えれば無理がある。そこでリアリズム徹底して遊びにくくなったら困るけどね。

「アシッド2」でも「お前はしょせんデータだ」みたいなシーンがあったような記憶があるが、そことも共通する「これは楽しいゲームなんだぞ!」プッシュなのかもね。
なんたってサンズ・オブ・パトリオット自体が戦争のゲーム的な管理。じゃあ(来るべき?)SOP時代の戦争ってきっとMGS4みたいなんだぜってことだ。
じゃあ、あのストーリーを経て、オンラインで超リアルなサバゲーに興じるってのはなかなかに業が深いんじゃないか。
戦争経済で狂った社会について「やれやれ」と考えさせるシナリオの一方で、でもそのゲーム(戦争)を楽しんでるのは俺なんだよなという鏡合わせのような気分。
……ってのは考えすぎなんだけども。

だからノーキルノーアラートが偉い、というゲームなのだな。
麻酔銃を使ったって、敵が倒れれば「やったーひと安心」だったしなぁ。
そこんところの複雑な気分を昇華する選択肢もあったわけだ。

細かい部分の感想としては、
●ヘイブン・トルーパーが女性だけだったのはリキッドの趣味か。BB部隊も美女軍団だし
●メリル隊長のごっつい肩がイカス!
●オタコンはファミ通とかで見る小島監督と顔が似ている気がする(目とメガネ?)
の3点。

てなことをいろいろ考えつつしっかり楽しんだ。

そうだ、BB部隊はなんだったのだろう。ボス的な位置づけで(マンティス以外)脈絡なく引っ張り出されてきて、実はかわいそうな彼女たちってのは唐突だ。
スラムダンク方式というか敵にもドラマありきなのはいいんだが、その説明がドレビンの語りだけってのはもったいない。
3人分、短編シナリオがあってもよかったんじゃないかって、すでにBD両面使いきってたんだっけか。

すごいねスネーク、僕たちはどこまでいくんだろう?

メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(スペシャルエディション)

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