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2008年仕事振り返り その2

前の投稿の続き。

08年に制作した記事の内容でみると、トイホビー、ゲームの専門家ってほどでもないが、実際に振り返った成果や求められる仕事からしてそっち寄りなのは確か。

客観的な振りをして、キャリア的にも体感的にもわかりきっているのだが、自分としてはコレクターでもないしヘビーゲーマーでもないしプラモを上手に作れるわけでもなくて、もうどこでも言ってるけど自分は典型的なヌルオタでしかないからな。
強いて言えば漫画はよく読んでいるが、「このマン」とかの選者の方々に比べると読んでる数すら及ばないなと思う。
アニメも特撮も見てるけど、見ている人は過去30年にわたって見ているし、詳しい人はぞろぞろいるのよね。

そもそも人生初の職場で、自分で模型を作って解説する人とか、ゲームをデザインして紹介する人とか、ファンが高じてとか、モロに現場兼任の本格ライターさんを見てきたこともあって、ただ職業として関わってきた自分がナントカ専門のプロフェッショナルな書き手です、とは断言しにくいのだよな。

いちおうナニやってるのと聞かれれば「オモチャとか多いですねー」とは言うし、打ち合わせやリサーチ段階やらで「詳しいですね」的な前提やリアクションがあることもあるが、正直なところ、どこまでいったら専門家と自称できるか、見当もつかない。
これについては
「お酒好きなひとが『私なんて全然飲めません』って言うようなもんですね」
と言われたことがあるが、そうかもしれない。この場合の好きはただの好き嫌いのことではないが。

砂漠で水を売ってるから喜ばれるような、そんな感じだ。(例えを重ねるのはくどいね)
ちょっといったところに水はあふれてるんだが、そこまでの道がわかりにくい、行くのが面倒、行ったことがないのでこわい、水の品質も知りたいから但し書きもくれ、といった理由で、ほかのところではあふれている水が売れる。自分で掘った井戸でもないのだが。
極論をいえば(メディアなんてのは)ほかではありふれた水を汲んでくる手間賃で食っている。

でもネットやら一億総オタク化でいろんな水場への道は明らかになってるし、地図も手に入りやすくなった。というか地図付きで水を売ってるわけだし、みんなが欲しい水だから地図が書かれる訳で、売り物の水の価値は巡り巡って儚い。
なので、繰り返しになるけど「日本語原稿の売り方」を考えることになるんだな。
日本語なんだよ。世界的に見ると読んでる人が減っていくこと確定なんだぜ。

特に雑誌はなぁ。厳しくなることはあっても明るくなることはないだろう。
ある程度の縮小は必至なところだけど、全部なくなるのはどんなに短く見ても5年はかかるんじゃないか。
悲観はするが絶望はしない。

また長くなってしまったので、雑誌についてはさらに続く。

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