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そこが、さだまさし

ソフトバンクの「味噌汁」CMから、フジテレビの父の日ドラマまで微妙に露出が増えている、我らがさだまさし。

自分も久しぶりに買ったCDが「味噌汁」じゃなくて「私は犬になりたい¥490」と「美しい朝」だったりする。
見事に自己内でもブーム再来。iPod内でも「さだまさし」率が急上昇。

そういえばずーっと前からケータイのメロディコールを「北の国から」にしてるんだけど、
こないだ「北海道出身なの?」って、違うよ!
きっかけはさだまさしだよ!

私は犬になりたい¥490Music私は犬になりたい¥490

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美しい朝Music美しい朝


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「美しい朝」にはアルバム・ヴァージョンの「私は犬に〜〜」も入ってて、歌詞も微妙に違っている。
でもやおらに大掛かりさを感じさせる楽曲よりも、シングル版だね。

でだ。

あのCMでいうところの「そこが、さだまさし」ってのは、いったいどこなんだろうと思うわけだ。

歌詞は、CMで歌うところからさほど変わらなくて、
「たばこひと箱に発泡酒一本で¥430」「競馬場にも行けない」とか
「京成上野から実籾まで行っても¥470」「でも実籾で何をする」とか、
とにかく490円以下の事例を挙げて、
わびしさを語る。

シメは(強引に)ちゃんとしてるので、詳しくはCDなりソフトバンクショップで聴き入るなりしてもらえればいいのだが、さて、このどこが「さだまさし」なんだろう。
なんだろうね。笑いと哀愁か。

音楽って量や種類をさほど聞かないんであれだけども、
「悲しい」「わびしい」「でもうれしい」みたいに、
感情をそのまんま歌わない。
「でも味噌汁つかない」「私は味噌汁になれない」
「次に生まれるなら帰ってくる物になりたい」
「雑種でもいい」
と、独り言のようなね、つぶやきを並べて、全体で「わびしい」と言うだけで済ませられない状況を伝えるところかな。

そりゃ歌の詩なんだから、そのまま「うれしい!」「愛してる!」なんて歌わないだろうけど。
味噌汁やら、電車賃やら、生まれ変わるだの帰るだの、「関係ないじゃん」のことをひとりごちてるうちに、気持ちがまとまっていくのは、だな。

そこが、さだまさし、なんじゃないかなぁ。


ていうか、少し訓練されたさだまさしファンであれば、ジャケットの「犬とツーショット」から、名作「お父さんとポチ」を思い出すわけだ。
日本を支えるお父さんを支えているのは愛犬のポチだという、あのトークを。

ここからは裏の読みだけど、お父さんがつぶやいた「家族の愛」を聞いたポチと、
ソフトバンクのCMの「お父さん」を重ねてみると、
なんかホッコリする。ね。


(追記)
って書いてから、まさかと思って検索したら、今度の「まさしんぐWORLD2009」では新作トークの「お父さんとポチ¥490」が披露されるとか。
やっぱ、そうだよな。あのジャケットのデザインはさ。

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