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「DJの地盤を受け継いで」とな

ムック「東京ストリートニュース!2012」
2012年のストリート情報でなくて、伝説の高校生雑誌が復活、とある。
俳優や芸能人も輩出した「東京ストリートニュース」、ストニューって雑誌が実在したんだなぁ。

有名高校生というカテゴリを扱う人物中心になったのは97年からで、
2000年にまたリニューアルしたのかな。その期間の復活号だそうな。
そのころは東京で大学生をしていたわけだけど、まるで知らなかった。
名前を知ったのが休刊後で「ストニューもなくなったしね」的なニュアンス。
高校生じゃなかったし、生きてた世界が違ったんだろう。外国の話みたいだ。


誌面には30代になってる「卒業生」の声が続々なんだけど、
ストニューの経験や出会いを生かしているひともいれば、そうでないひともいる。
(でも復活号に出てくるのは、今の自分を肯定できるひとかな)
「卒業したら何もなくなった」「大人が高校生をわざとチヤホヤしてた」的なコメントもある。

いやしかし、しんどそうな「イケテル」競争をよくやってるね。
そこをくぐり抜けた猛者たちの今、だな。かっこいいよ。

この辺と今の「読モ」世界って、つながってるの? ないよね。

雑誌の創刊号、最終号、復活号って、読んでた/読んでない、自分に合う/そうでもないにかかわらず楽しいんだよな。
パッケージングの面白さがわかりやすく出るよね。
簡単に言うと、旅行に行くと見るものすべてに「お~」となる感じ。
まるでピンと来ないことも多々あるんだけど。


以下、ほかに読んだの。

漫画「ヴィンランド・サガ」11巻
血の気がまた多くなって、舞台、時代の(現代から見て)狂った調子に。
でもトルフィンとクヌート再開までの前振りの巻だなや。時間をかけて描けるのも大河ドラマのいいところ。

漫画「へうげもの」14服
大谷吉継が石田につく経緯に泣き笑い。いや実は、と言い出しにくい。
天下取りとか領地拡大とか御家の発展とか経済的なことじゃないから数寄が大事な時代って、がっちり一致してきた。(気づくの遅!)
美学のために戦う。これもバイキング的な常識くらいの異世界に触れる楽しみ。

漫画「レンアイ漫画家」4巻
急展開。次が完結巻かー。
特異な設定の中でよくぞ真人間をやりとおした主人公。
相手役が静かだから、作者得意の抑えや堪えのある感情が通りにくかったかな。
抑えに抑えて扱いにくい恋愛漫画の相手役。イケメンでもないし。
すごい人物だな思えば。なんでモテるんだ。漫画描けるし実は優しいしって、それでいいのか。

新書 「学問の春」
山口昌男の文化学総論講義をおそらくほぼそのまま起こしてある。
片輪だけ沿わせてスムーズに脱線していくトーで、
各章の間には学生の手による講義メモが入っていて、そこでさらに話が広がる。
というわけでテキストになる文献を傍らに、脱線で出てきた資料を追いかけつつ読まねばならない、本来は。
ちょっと乱暴なつくりのような気がするけど、親切なばかりでもないよな、本なんて。

ホモ・ルーデンスや贈与論なんかのボンヤリ知識で読んだ気を楽しんだ。
歌や踊りを交換・交歓する文化が世界各地で一致。
危機を回避するために演劇的な危機を祭礼でこなしておいて備える風習の意味。
人間は情報を得る術に長けたけど、判断する知覚が鈍いので合理的な方法で自然に「世界を納得」する日地用がある……という部分を脳内意訳。


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