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鈴木先生に騙されたい

米沢嘉博記念図書館で開催されていた「武富健治の世界」展にいってきた。

「鈴木先生」の「鈴木裁判」メイキングノートで、場面でもセリフでもなくて「思い言葉」の連鎖になってた。
混乱と整理と非論理的な変化と各自の性格を踏まえた集団会話を冷静に(?)作る方法かー。スゲー。

大学の漫研時代だけじゃなくて、少年時代の習作も揃ってる。物持ちがいい。
いかにして文芸漫画が織り込まれているか、という展示。

なにがすごいって、初志貫徹してるのがすごい。
頭のいい(小賢しいともいえる)中学生が表現力、ちから押しで形にする荒業を身に付けちゃったのか。
技、業を備えるのが大人だね!
でも江露巣主人名義の作品群はエロパロのパロディ……には収まらないと思う。そこも技、業で押し倒しているような。

展示を見た後は、資料室で単行本未収録の作品を読む。
コンビニ漫画の実録ものやホラーもので描いてたんだなー。
作者のHPをチェックしてれば逃さずに済んだんだろう。惜しい。

「プロ野球 伝説の名選手」と「世界の独裁者」は入手したんだけど、
●ワニマガジン(平成11年)Chuッ増刊「恐怖の実話怪談」
●ワニマガジン(平成9年)ヤングヒップ増刊「平成50の怪談」
を手に入れたい。
なにしろ、どちらにも逆柱いみり作品も収録されている。

以下、ほかに読んだの。

「林檎の樹の下で」
青い瞳の個性派留学生が漢字を覚えて日本に帰化するまで。ジョブズ伝説がチラ見えするけど、なぜそんな苦労してまでマッキントッシュなるもんを日本で扱いたかったんだろうか。
日本で製造する交渉もしてたけど、できなかったら手を引くって選択肢はなかったのかな。
そこまでソフトや設計思想が圧倒的だったんだろうか。(ビジネスだわね)
そういえばマッキントッシュって名前はどこ由来かと思ったら、 林檎の名前に由来してるのか。
その林檎の名前は人名由来。野球にもマッキントッシュって選手いたな。

漫画「まんが極道」6巻
山本象亀磨き店…。むしろその道を極めてから漫画を描けばよい。
相変わらず、無心の創作ホリックには「困るけどアリ」、横道からカスメ取ろうとするエセ創作家は「死んでヨシ」の扱い。老い、時間への恐れもわかる、わかる。
原稿紛失は「あるもの」なんだな。「百億萬円」。

漫画 「MOON LIGHT MILE」23巻
マギー主役。しかし盛り上げた末の別離から再会が早いなーと思ったらもっと久しいキャラが帰ってくる流れにやられた。これくらいのテンポ好き。
メカたちの模型がリボルテックあたりで出ないかね

漫画 「マンガ世界の偉人」2号マザー・テレサ
定期購読だと早めに届くんだろうか。
シスター・テレサ38歳の美魔女ぶりはマンガだからとして、無欠すぎる。エジソンもだったけど伝記マンガらしすぎだね。当たり前だし、それでいい(こっちが本来の対象じゃないんだから)
付録の人物カードは古代だけに伝説キャラが揃っている。
ホメロスの芸術・文化スペックが6だ。創刊号のカードは最大5だったから、能力インフレあるのかな。

文庫「切れた鎖」
流行りものを、という精神。三編収録。読みやすいとはいえない。
不意にネガ反転して鮮明な妄想に切り替わる瞬間がいい。
「蛹」はまさかの幼虫視点で、土中の生命に感情移入しての、自分語り。
あと、どんだけイマジネーションに運ばれても存在を維持するファミレスの包容力がすごいね。現実力。



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