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石ノ森章太郎の最新作(のようだ)

「シージェッター海斗」1巻(早瀬マサト)
原作・石ノ森章太郎となっているけど、キャラクターのスケッチをもとにしているだけで、早瀬マサト作品。
しかし、キャラクターデザインどころか全体が石ノ森している。
必殺キックの画面構成はあえて踏襲していると思うけど、各話の扉とか、ヒロインだけど色っぽくならない胸元とか稲妻とか波しぶきとか、細かいところまで石ノ森。

最初のほうで主人公と幼馴染がぶち抜きで登場してて、その現代っぽさがむしろ違和感があるという不思議な新作…。

装丁もレトロにして復刻版風にしてあったら、勘違いするひといただろうな。

早瀬マサト作で「サイボーグ009」を完結させてほしいなぁ。


以下、ほかに読んだの。

「PUNK」3巻(長尾謙一郎)
世の中には黒幕がいる!という陰謀論的な世界をスカッと吹っ飛ばす。
描いてるうちに「そんな簡単な世界だったらいいな」が切なく待望される現実になってやしまいか。
しかし、1巻のショックが最大で、その後はなんとなく想像の範囲に収まっていて、どうも落ち着かない。
わかりやすい。
わかりにくければかっこいい、面白いとは言わないけど、ショックは上書きされねばならないから。

「シティライツ」1巻(大橋裕之)
ダウナーでも日常でもシュールでもなく、自由で楽しい日々だ。目が生きている。
でもやってることは「じみへん」だ。
ほかの作品だと違うネタなのかな~?

「ルパン三世」文庫10巻(モンキー・パンチ)
原作ってどんな終わり方なんだろうと思って文庫10巻を読んだ。
理不尽ともいえる狙われっぷりで、脈絡もなにもない。スピード感すげぇなー。
アニメ一話分よりも短時間で楽しむ、スラップスティック。
そして普通に新ルパン三世が出ているようだ…。

「小説ルパン三世」
こちらはアニメで醸成されたルパン三世世界のノベライズ。
参加作家が大沢在昌ほか。ハードボイルドでもミステリーでもハマるキャラクターだ。
タマゴ型金庫のエピソードもあったりして、アニメを愛している作家たちのこだわり、遊びが面白い。
小説原作で新作アニメ作ってもいいんじゃないか。(もうあるの?)

「マンガ世界の偉人 織田信長」
情報はともかく絵のディテールが惜しいな…。情報ページの戦国武将はコーエー風。
通しで入ってる学習漫画パートのほうで現代のノブナガの親しまれ方がイジラレていた。
昔はコーエーで、今はカプコンのゲームで武将を知るんだよな…。



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