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暴れておやりよブライエニー

「乱鴉の饗宴」下巻を読んだ。ジョージ・R・R・マーティン「氷と炎の歌」4巻。
5巻はまだ邦訳が出てないし、原作でも完結してない。

先を急ぐこともないからとだらだら読んでいたので、4巻から変わった訳名の変更にも自然に慣れた。
上巻でも思ったけど、戦後の権謀術数になると女性が強い。
剣で人を殺すヤツも強いけど、自分で子供を生む方が権力争いでは有力だ。

というわけで、女性にして戦士のブライエニーが実に主人公っぽいけど、
メインキャラがいつ退場してもおかしくない世界だからな……。


「壊れかた指南」(筒井康隆)
暴れるよりもサラリとかわすような、膝カックン的な小気味いい壊れ話。
テクニック的な壊れだと「フーン」だけど、豊穣な言い回しや教養の下味が効いてる。
なんか、若いころならこれで一本書いたけどね、みたいな余裕の使い方。巨匠!
でも途中で「あ、これは妄想だな」とわかってしまう箇所もあって、自分もそこそこ読んでいるとはいえマニアファンのいる作家であり、そんな猛者読者を相手にする作者も大変なんだろうなと思った。

「ポスト非リア充時代のための吾妻ひでお」
菊池成孔セレクション。
非モテがすなる萌え、みたいになってるけど、原点を探ったら堂々たるモテキャラぶり。
しれっとカッコいい。うしろめたさもなく、堂々としている。
なびかず、恐れず、欲望に忠実に! だって漫画だもの。

「ジョジョリオン」2巻(荒木飛呂彦)
トランプ一家、濃いなぁー。まさか邸宅内でドラマ展開するのか。
緻密なようでいて言ったもん勝ちみたいなスタンドだらけなんだけど、最近はそうなのかな…。

「毎度!浦安鉄筋家族」4巻(浜岡賢次)
カープファンの勇子が新登場。はまけんの女子キャラはどれもかわいい。
男のキャラは国会議員にしても担任教師にしても、オチが固定されてることもあるしな…。

「チューネン娘」1-2巻(伊藤理佐)
女性を取り巻く目線が多くてうるさい世の中。
男性も仕事とかで見られてるんだけど。中年だといったん気にならなくなるよなー。

「母がしんどい」(田房永子)
愛を押し付けることで支配しようとする親からの卒業。
押し付け贈与。押し貸し。押し付けてるほうが依存している。
それは愛じゃない、暴力だってやつ。
天然で恩を着せてくる人間関係は往々にしてあり、そのかわし方も身に着けないと世の中めんどくさくてしょうがない。
でも相手が親だと、かわし方を身に着ける以前の洗脳になるんだな…。


「ボードゲームナビ」
関係者向けのナビ。ジャンルに一冊は必要なフリーク向けであり、新規ファンの開拓を目的にはしていない。
森に入ってからの案内なので、森までは自力で行かねばならず、そこそこ危険だから自分で準備もしなくちゃいけない。
記事のバリエーションが作品紹介、リプレイがメインで、どうも窮屈だな…。
内向きなら関係者がTLでやってるエア拳の話し合いとかをつかまえて誌上決着とかやったらいいのに。




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